仕事で疲れた時には、体を横にするのが効果的です。肉体的疲労の原因には、長時間同じ姿勢を続けていたことが挙げられます。なぜかというと、デスクワークなどで座りっぱなしが続くと血流が悪くなるからです。
血流が悪くなると、筋肉が緊張してしまい肩こりや腰痛の原因になります。また、体を動かしていても疲れは溜まります。それは、体を動かす度にエネルギーが消費されるからです。横になることで、ふくらはぎに溜まった血液を心臓に戻す効果があるので、わずかな時間でも疲れが癒せます。
しかし、方法を間違えると余計に疲れを倍増させます。横になる時には、膝の裏に枕やクッションを入れて、足を少し高く上げることがポイントです。足を高く上げることにより心臓に血液が戻りやすくなり、疲れを解消できます。
そして、こまめな体操をすることも肉体的な疲れをとる効果があります。体を休めてもなかなか疲れがとれない原因は、同じ姿勢を続けていると筋肉の一部が硬化してしまうからです。単に体を休めるだけでは、硬化は改善されず疲れはとれません。こまめに体を動かすことにより、筋肉は柔らかくなり、血液の循環をスムーズにします。
大切なのは、毎日継続できる体操をすることです。激しい運動をするというのは体への負荷もかかり、更に疲れてしまいます。息が上がらない程度のストレッチやウォーキングをすることによって、疲れを解消できます。また、イライラやストレスの解消にも役立ちます。毎日おこなうことで、心身のバランスがとれるようになります。